ハイドロキノンの効果 シミやニキビ跡には?副作用も知りたい!
◆ 結 論 ◆
皮膚表面のシミやニキビ跡には○
肝斑(かんぱん)にも○
赤みなど副作用が出る可能性も
ハイドロキノンはシミやニキビ跡に効果が期待できる美白成分
ハイドロキノンは、化粧品に配合できるようになってから、美白成分として非常に注目されています。
紫外線が原因のシミや炎症が原因のニキビ跡や傷跡、肝斑(かんぱん)にも効果があります。
ただ、効果が期待できるのは皮膚の表面の表皮までで、真皮には届きません。
化粧品と処方されたハイドロキノンの違い
表皮にできたシミや色素沈着に有効なハイドロキノンですが、やはり効果が高いのは医療機関で医師に処方されたものです。
医師が診察して、最適な濃度のハイドロキノンを処方してくれるのですから、当たり前ですよね。
クリニックでは、強力なメラニン排出作用を持つ、「トレチノイン」を併用することが一般的。「トレチノイン」はドラッグストアや薬局では買えない医薬品で、医師の処方が必要です。
日本では、化粧品に配合するハイドロキノンの濃度が規制されていません。
もちろん濃度が高い方が美白効果が大きくなるのですが、副作用の可能性も高くなります。
自分の判断で購入するときは、必ずトライアルセットなどでパッチテストを行ってから使用しましょう。
トライアルセットのあるハイドロキノン化粧品
アンプルールトライアルセット
ビーグレン美白トライアルセット
ハイドロキノンの副作用「赤み・かぶれ・ヒリヒリ」
ハイドロキノンの美白効果は高いのですが、皮膚が弱い人や敏感肌の人は副作用を起こす可能性があります。
副作用の症状として多いのは、皮膚の赤みやかぶれ、ヒリヒリ・ピリピリといった刺激です。
美白のために副作用を無視して使い続けると、さらなる悪化を招くこともあるので、こういった症状が出たときは使用を中止しましょう。
また、ハイドロキノン配合の化粧品やクリームを使うときには、紫外線に注意してください。